P.A.WORKSがおくる、新作アニメ「白い砂のアクアトープ」
第1話で、主人公の「海咲野くくる」が「母子手帳」を眺めているシーンがありました。
元気一杯に見える彼女ですが、何か訳ありの様子もあり、今後の伏線となっている気がしますよね。
この記事では、海咲野くくるが眺めていた「母子手帳」の意味や伏線などについて考察してみました。
くくるが母子手帳を眺めていた意味や理由は?
海咲野くくるには両親がいない?
まず、くくるには両親がいないという仮説です。
母子手帳は、子供の誕生(妊娠)から、様々な母子の健康状態を記録/管理するためのもので、本来は母親が持っているもの。
そう考えると、くくるが手帳を見ている(持っている)のは不自然で、両親の身に何かあったなどが考えられます。
1話と2話を見る限り、くくるの両親の存在は確認できていませんが、今後、「母子手帳」の伏線を回収するシーンは必ずあると考えて良いでしょう。
母子手帳に名前がないのはなぜ?
母子手帳は2つあり、発行日は2つとも平成14年10月8日に交付されています。
交付日が同じであることから、双子であった可能性が高そうです。
しかし、名前と生年月日まで書いてあるのは「くくるの母子手帳だけ」なんですね。
子供が生まれるまでの流れをざっくり書くと
- 妊娠の疑い
- 産婦人科で検査(エコー検査)
- お腹の中の胎児を確認
- 母子手帳の申請〜発行
- 母子手帳記載(名前、その他)
- 〜出産
およそこんな流れかと思うので、母子手帳があるのに名前がないというのはすごく不思議です。
生まれた直後に不幸があったなども考えられますが、母子手帳へ名前を記載するのは、普通は胎児がお腹の中にいるときです。
となると、二人の胎児がお腹の中にいる時に、まずくくるの名前だけが確定。
もうひとりの子の名前を考えている間に、母親と子供に不幸があった(くくるだけ奇跡的に助かり生まれた)などが考えられます。
かなり違和感がありますが、一体何があったのか気になりますね。
個人的な予測としては、母子手帳には生年月日も記載されていないので、生まれる前に何か不幸があったのではと推測します。
くくるの両親ががまがま水族館を経営していた?
これも仮説に過ぎませんが、くくるの両親が「がまがま水族館」の経営者だったのでは、と考えてみました。
くくるは祖父の代理として、がまがま水族館の『館長』を務めていますが、まだ18歳の女子高生。
- 「祖父が館長を務める水族館」
- 「生き物が好きだから」
と言った理由で、必死に危機を救おうとしているのも確かだと思います。
また過去に、くくるの両親がこの水族館の経営に絡み、必死で働く姿を小さいころから見て育っていたのではないかと。
くくるが「がまがま水族館」の危機を必死で救おうとしているのは、両親のことも関係していると推測してみました。
まとめ
くくるが「母子手帳」を手にとって見つめる姿は意味ありげで、何かの伏線であることは間違いなさそうです。
くくるが「水族館閉館の危機」を救おうとしているのは、家庭的な事情(両親のこと)も影響しているのではないでしょうか。
登場する二人の主人公「くくる」と「風花」は、人に迷惑がかからないよう自分で解決しようとするまじめなタイプにも感じますが、純粋で性格が良いので、きっと周りがほっとかないタイプです。
この先どんな展開になるのか気になりますが、これまでにないスケールの作品になることに期待しながら見守って行きたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。