感想/考察

『白い砂のアクアトープ』風花がアイドルを辞めた理由を考察!なぜセンターを譲った?

P.A.WORKSがおくる、期待の新作アニメ「白い砂のアクアトープ」

第1話では、宮沢風花が後輩の城居ルカにセンターを譲り、アイドルの道を諦める姿が描かれました。

何か訳ありの様子ですが、風花はなぜセンターを譲りアイドルの夢を諦めてしまったのでしょう。

この記事では、宮沢風花がアイドルを辞めた(センターを譲った)理由について考察してみました。

※この記事は、第1話放送後に書いた考察です。

風花がアイドルを辞めた理由は?

風花は気が弱くて意思も弱い?

風花は性格的に気が弱く、意思の弱さからアイドルの道を諦めたのでしょうか。

アイドルの夢を諦めることを選んだ風花は、マネージャが自分のことについて会話しているところを立ち聞きしていましたね。

マネージャーの会話

男:最近の子は直ぐに辞めちゃいますね~

女:きっとそこまで本気じゃなかったのよ。チャンスを人に譲るなんて考えがあますぎる

男:最近は人気も落ちてきたし、向いてなかったんですかね。美人だけど目立たない子だったし・・

と、こんな会話を立ち聞きしてしまった風花ですが、二人の会話を遮るように「これから実家にもどります」。そして「長い間お世話になりました」と話す姿がありました。。

この行動と話し方からは、むしろ気の強さと意思の強さを感じます。

風花は、アイドルを続けたかったのでしょうが、他に何か訳がありそうです。

なぜチャンスを譲った?

風花は、マネージャから「チャンスを人に譲るなんて考えがあますぎる」と言われ、後輩の城居ルカからは、「私が風花先輩のチャンスを奪ったから」と話される姿がありました。

盛岡出身の風花は、新曲のセンターに指名されていましたが、センターを熱望する城居ルカに譲ってしまったんですね。

風花はなぜ後輩のルカにチャンスを譲ったのでしょう。

きっと後輩である「城居ルカ」の秘密を知ってしまったと推測してみました。

例えば、

  • アイドルとして成功しなければ後がない。
  • 家庭の事情(不遇な環境)

といった、「ルカが可愛そう(気の毒)と思える内容を聞かされていた」などが考えらえます。

風花は、名も知らない「沖縄の占い師」の言うことを疑いもなく聞いてしまう性格です。

真相は物語を通じて語られると思いますが、性格的に「人が良すぎて頼みを断れない」、といったタイプであることが想像できます。

センターを譲った要因の一つに、「ルカの事情」「彼女の持つ優しさ」が影響していると予測してみました。

 

自己防衛?

表向きには風花が自ら身を引いた形ですが、自己防衛手段を取ったとも考えられます。

風花が抱える課題のひとつかも知れませんが、チャンスを人に譲って自らの夢を諦めたのだとすると。

それはつまり、他人と争ってまでアイドルになりたくないという心の弱さです。

  • 自分が諦めることで丸く収まるのなら
  • 私が身を引けば誰も傷つかない

そんな根底にある考えが、アイドルとして成功できない理由の一つとも取れます。

風花は意識せずとも潜在的に傷つくことを恐れ、身を引いた可能性もありそうです。

つまり、ルカのせいではなく「風花の問題」ということです。

まとめ

風花は、本当に夢を諦めてしまったのでしょうか。

風花が実家に帰らず沖縄に足を運んだ(導かれた)のは、きっと必要なものがそこにあるからでしょう。

風花は今後、がまがま水族館が直面する危機を、沖縄で出会った人たちと乗り越えていくことで、自分に足りないものを見つけるはずです。

最後には自らの課題を克服して、再び夢を追いかける姿を見せてほしいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

※第2話放送後追記

第2話で風花の過去が明かされるシーンがありました。

風花は、ルカの祖母の具合が良くないこと(次のステージが最後のチャンス)を知り、センターを譲っていたんですね。

ルカは譲ってもらったチャンスを物にできたのでしょうか・・。

また、風花は本当にアイドルを諦めてしまったのかも気になりますね。